この記事では
・BLWを始めたいけど不安
・BLWを始めたばかり
・始めたけれど食べてくれない
そんなお悩みを解決していきます。
従来の離乳食と異なる方法のBLW(=ベビーレッドウィーニング)では、情報が少ない分、悩むことも多いかもしれません。
しかし、どんな方法を取ったとしてもうまくいかない時期はあるのです。
ママも赤ちゃんも頑張りすぎず、ちょっと力を抜いてみましょう。
赤ちゃんそれぞれのペースがあるから、心配しすぎないで!
食べる順番に気を付ける
甘くない野菜から先に食べる
赤ちゃんは、遺伝子的に苦いものを嫌い、甘いものを好むと言われています。
甘い野菜や果物ばかりを経験してしまうと、なかなか他の野菜を食べられなくなってしまうことがあります。
甘みの少ない野菜(ブロッコリー、ほうれん草、小松菜など)も含めて献立を立てると良いでしょう。
また果物も同様で、甘みの強いもの(バナナ・洋梨など)から与えるよりも、酸味の強いもの(さくらんぼ・プラムなど)から始めるのがおすすめです。
いろいろな食べ物を経験する
赤ちゃんが食べ物を口にしたとき、「うえっ」としたり、嫌な顔をすることが多々ありますよね。
しかし、赤ちゃんにとっては全てが未知の味で、未知の食感ですから、当然の反応とも言えます。
一度嫌な顔をしたからと避けるのではなく、何度か献立に加えてみましょう。赤ちゃんがその味に慣れてくると食べるようになることもあります。
赤ちゃんの表情ではなく、手で触ったり口に運んだり、食べる意思があるかに注目するようにしましょう。
母乳・ミルクと離乳食を併用している時期に、色々な食べ物を経験しておくことが大切です。この間は食べられなくても、母乳やミルクから栄養を補うことができるからです。
離乳食は1週間単位で考える
初期は母乳やミルクからの栄養で充分
BLWでは特に、きちんと量を食べられているのかを心配するママさんが多いです。
しかし、母乳・ミルクをしっかり飲んでいるならそれほど心配しなくても大丈夫。
1週間単位で計算し、どんな食材をどのくらい食べられたかを把握していくのが大切です。
今は「食べることに慣れる時期」と割り切って、赤ちゃんと一緒に「食べること」を楽しみましょう。
「一定量は食べないもの」と思おう
BLWでは「食べたい」という赤ちゃんの気持ちを大切にするため、全て食べなくても大丈夫。
食欲がなかったり、今は食べる気分じゃなかったり、大人でもそんな日はありますよね。
赤ちゃんの体調や繊細な心の変化で食べムラが出てしまうのも良くあることです。
母乳・ミルクがあるうちは飢餓状態になることもないので、数日・1週間単位で、食べることへのチャレンジを見守ってあげましょう。
今日は食べなくても、明日食べられたらOK!そんなおおらかな気持ちでいきましょう!
赤ちゃんとコミュニケーションを取る
食べたらたくさん褒める
これまで母乳やミルクを飲んでいた赤ちゃんは、まだ「食べる」という行為を知りません。
「食べる」とママが喜んでくれる、「食べる」時間は楽しい、という気持ちを覚えていくことが大切です。
食べない時でも叱ったり、好物を取りあげたりするのではなく、小さなことでもたくさん褒めてあげましょう。
食べ物を掴むことさえも、赤ちゃんにとっては大きな一歩。褒めるポイントはたくさんありますよね。
ママが楽しそうだと、赤ちゃんも嬉しいよ♪
大人がおいしそうに食べる
BLWでは、赤ちゃんと家族が一緒に食事を摂ることを推奨しています。
赤ちゃんが食べない時には、自分が食べて見せたり、「一口食べてみよう」と小さくちぎってあげたり、ママの手助けが大きな力になります。
「食べてくれない」と悲しい顔をするよりも、「一緒に食べよう!」と楽しく声がけしてみましょう。
そんなママを見て赤ちゃんは、食べることは楽しいという前向きな気持ちを覚えていきます。
ママも赤ちゃんも、笑顔が一番
BLWを始めると、赤ちゃんがきちんと食べられているのか、栄養は足りているのか、正しいやり方なのか、などたくさんの心配事が出てきますよね。
・母乳、ミルクがあるうちにいろいろな食材を経験する
・食べられる量は一定ではないので、1週間単位で考える
・ママや家族と一緒に楽しく食事する
以上のことを念頭に置いて、長いスパンで赤ちゃんを見守ってあげましょう。
ママと赤ちゃんが楽しい食事の時間を過ごせますように。
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